私の発表論文の要旨の一部を紹介します。
(2000年 第5回WHO共催国際鍼灸学会発表より)
結論:本研究ではアトピー性皮膚炎と診断された症例の血液検査で、各種のタイプがあり、鍼灸治療上の注意を提供する。
1.貧血が原因で難治性気管支喘息および、アトピー性皮膚炎が出現する。
2.鍼灸治療で緩解後、数ヶ月から数年の後、全身の浮腫、体液が広範囲から出るなどの再悪化例で、抗核抗体の検出を見た。但し2名以上の専門医の判定で、皮膚炎以外の病名判定はなく、その後の再治療で緩解。
3.抗アレルギー剤の長期服用に於て、小児でもLDH、ALP、LAP高値検出を見ることがある。
4.非特異的IgE抗体が高いが,肝酵素異変がなく、抗核抗体も検出されず、貧血もない対象者は長期多量のステロイド使用があっても比較的早くに治癒にいたる。
5、母親が重度のアトピー性皮膚炎であっても、妊娠初期から月3から4回の鍼灸治療を実施して、出産した新生児は、未だ3例であるが皮膚炎を見ず健康である。